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Fireworksのなにげないけどなんかいい感じの3つの機能

2012.12.18 投稿者:山本和泉

Webページ画面作成に特化したアプリケーションソフトAdobe Fireworksをお使いのみなさん、そうでないみなさん、これから使ってみたいなぁというみなさん、こんにちは!
この記事は「Fireworks Lover Advent Calendar 2012」の18日目のエントリー記事になります。

今回私が紹介する「Fireworksのここすごい!」は、Fireworks使いこなしている人は見逃しがちで、初心者の方にはさらにFireworksが好きになるかもしれない「Fireworksのなにげないけどなんかいい感じの機能」を3つ紹介します!

【ひとつめ】クローンがいいよ!

みなさんは、同じドキュメント(ファイル)内で、なにかオブジェクトをコピペ(コピー&ペースト)したいときって、やっぱりコピーしてからペーストをしているんですか?

一度これを試してみてください。
コピーしたいオブジェクトをクリック選択します(ここがまず大事)。
[編集]メニュー→[クローン([Ctrl(command)]+[Shift]+[D])]をクリックしたあと、選択していたオブジェクトをドラッグしてみてください。

クローンは[編集]メニューにあるよ

クローンができてる!

コピペは操作が2回必要ですが、クローンは1回です。
これいいね!

ちなみに、クローンと複製の違いはこちら。ぜひどちらも試してみてください。

クローン
同じオブジェクトが同じ場所にできる
複製
同じオブジェクトが10pxずれたところにできる

【ふたつめ】隠していたレイヤーをすべて見せちゃう!

Fireworksでいろいろ作業後、スライスを切るときにスライスしたくないところをレイヤー非表示にすることってよくあります(あるあるー!)。
スライス後、また画面全体を表示したいときに、非表示にしたレイヤーを探して表示させたりするのって、実はちょっぴりめんどいですよね(うん、めんどい!)。

[表示]メニュー→[すべてを表示([Ctrl(command)]+[Shift]+[L])]ですべて解決!

すべて表示にすると全部表示します

もちろん、ずっと隠していたかったレイヤーやオブジェクトも丸見えよ!

【みっつめ】キャプチャーもできるよFireworks

たとえば、すでに公開中のWebページのナビゲーション部分だけをキャプチャーとってページレイアウトをしたりワイヤーフレームをつくることも、ちょいちょいあります(バナーを貼り付けたりとかも!)。

そんなときは、わざわざキャプチャーソフトとかを起動しなくても、[コマンド]メニュー→[スクリーンショットを撮影]を使います!

スクリーンショットはコマンドメニューの中です

そしてキャプチャーしたい範囲をドラッグ!

ここからここまでをドラッグ

そのまま、Fireworksのドキュメントウィンド上でペースト([Ctrl(command)]+[V])するだけ!

これなにげにかなり便利機能です。

追記:[スクリーンショットを撮影]機能はWindowsだけのようです。

ということで、Fireworksで見過ごされがちなんだけどいい感じの機能3つを紹介しました!