講師・講演

デジハリ同窓会で登壇してきました

2010.02.21 投稿者:藤川麻夕子

先日、2月17日に赤坂BLITZで行われた、デジタルハリウッド創立15周年記念「大同窓会」に行ってきました。ほんの少しですが、ふじかわまゆこがステージに上がらせていただき、お話をしました。
※この日は足に怪我をしていて、松葉杖での登場となっております^^; 


もともとステージに上がることになったきっかけは、夫婦でデジハリに入学→卒業後、ずっとWebに関わる仕事を続けているというところからでした。ということで、わたしは夫とセットという形で登壇しました。そういえばここで初めて書く気がしますが、私の夫はモバツイッターというTwitter関連のサービスを開発・運営していて、今年独立して会社を立ち上げました。

でも実は登壇中、ちらっと#fc0のひみつ(?)が明かされているのです。

プロフィールのページにも書かれていますが、#fc0という社名はもともと、私たちの(数少ない)共通点からつけられました。黄色っぽいオレンジ(色コード#fc0)がもともと大好きであるということが社名の由来です。

 

が、実はもうひとつ、重要な共通点があります。
実は、相方やまもといずみも、デジタルハリウッドを卒業しているのです。
しかも、まったく同期で同じクラス。

ただし場所が異なっていて、やまもといずみは大阪校、ふじかわまゆこは渋谷校でしたので、当時、同時期にデジハリで同じことを学んでいたことはまったく知りませんでした。(というか出会っていなかった)
その後TA(ティーチングアシスタント)としてデジハリにいたことも共通しています。私たちがネット上で知り合ったのは、お互いにTAだったころです。(当時やまもといずみは、TAだけではなくインストラクターもやっていました)

今回は夫婦セットで登壇しましたが、ほんとうは、#fc0としても出られる状況だったのでした。

 

話はちょっと変わりますが、私はもともと、教育業界出身です。そこで肌で感じたことは、教育サービスは、結果が命ではあるけれど、その結果を出すのは受講者自身であるということ。

教育サービスを提供する側ができるのは「学ぶ(学びやすい)場の提供」であり、「結果をもたらしてあげること」ではないのです。どんなにサービスをよくしても、本人ががんばらなければ結果はついてきません。

スクールについていろいろ批判を言う人の90%以上くらいは、「受け身」の姿勢でスクールにきています。スクールに行けばできるようになると思って通って、できないじゃないか!と言うわけです。TAをしていても、そういう人は本当に多かったです。そういう人たちは、スクールで何かを「受けよう」としているのですが、「自分から学びとろう」としていないのだと思います。

 

結果は、スクールで学ぶ内容そのものではなく、スクールに行ったあとの行動で変わると思います。逆に言うと、がんばれる人はどのスクールに行っても結果は出ると思います。

スクール運営側ができることは、がんばるきっかけをいかに多くの人に与えるか、だと思います。

 

それを知った上でデジハリに行った私は、がんばれる場がそこにあると信じて、行きました。今でも、一生で一番がんばったと思えるくらい、本当にがんばった!と言えます。結果として、人生が大きく変わったのです。

あのときのがんばりがあるから、今がある。
辛いことがあったとき、あのときの自分を思い出して、まだがんばれる!と思うようにしています。

やまもといずみは、デジハリに通い始めて、HTMLの存在を知ったそうです。そして今はそれを教える立場にあるわけです。オーバーに言うと、デジハリに通ったことが、私たちの原点をつくっていると言ってもいいのかもしれないです。

 

がんばるきっかけを与える。
これは、私たちの今の仕事にも言えることだと思います。お客さまと一緒に、「よいサイト」をつくっていこう!という意識を盛り上げていくことも、私たちの重要な役目なのだと思います。

今回の同窓会で、これから、もっとがんばらなくちゃ!という思いが強くなりました。再び「がんばるきっかけを与えて」くださったデジハリのスタッフのみなさんに、心から感謝をしたいと思います!

ありがとうございました!!