本気でホームページづくりに取り組みたい人に読んでほしい本です。
2017.04.27 投稿者:藤川麻夕子
先日、速報として少しご案内しましたが、
ついに、本日!『小さなお店&会社のホームページ Jimdo入門』発売日となりました!
Jimdo Japan(日本でのJimdoの運営元)にも事前にすべてお読みいただき、公認をいただいている本です。Jimdoに興味のあるみなさま、ぜひ本屋さんで手にとってみてください。
紙版と電子版が同日発売です。
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長い道のりでした
この本は、8年半ほど前に弊社を一緒に立ち上げ、その後6年間苦楽をともにした(?)、山本和泉さん(以後izuizuと書きます)と一緒に書いた本です。
これまでも何冊か共著本がありますが、この本はその中でも一番「2人の書いていることがぶれていない」実感があります。今回の本の内容はずっとふたりでお客さまに伝えて(伝えようとして)きたことですし、わたしたちの中での思いが完全一致している部分だったのだろうと思います。
思えば、この本が世に生まれるまでには本当に長い道のりがありました。
過去のメールを探ってみたら、最初に技術評論社の編集の方からお話をいただいたのは、2013年5月29日でした。つまり、話が出てからもうすぐ4年経つことになります。当時、私はまだizuizuと一緒に会社をやっていました。
その間、Jimdoも#fc0も劇的に変化しました。話すと長くなるので内容は省略しますが、とにかくそういった変化を乗り越えて、何度も何度も練り直してできたのが、この本です。
今回は本の内容をちらっと紹介しながら、本に込めた思いについて語ってみたいと思います。
この本の大前提
この本は「Jimdoという道具をつかってホームページをつくろう」という本です。
「Jimdoでのホームページ作りの操作を学ぼう」ではない、というところが大きなポイントです。
操作の解説はていねいにやっているつもりですが、「このような操作をすればこういうふうになります」という操作解説本とはちょっと違います。なので、この本ではJimdoの操作を1から10まで網羅していません。
操作を伝えるよりももっと伝えたいことがある、とわたしたちが考えていたからです。
まずはこれが、この本の大前提としてあります。
「簡単」の感じ方のギャップを埋めたい!
Jimdoの操作はかんたん!とあちこちで言われます。
でも、今まで何年かJimdoCafeをやってきて、「簡単っていうからやってみたのに、ちっとも簡単じゃないじゃないか」という声を聞くことが多くなりました。
「簡単」の感じ方は人によって違います。立場によっても変わります。
たとえば、わたしたちのようなプロのWeb制作者にとっては、Jimdoは恐ろしく簡単に見えます。それは、ホームページがどういうしくみで成り立っていて、実際につくるのには本当は知識も技術もたくさん必要であることを知っているからです。
でも、それを知らない人にとっては、Jimdoでの操作が難しいと感じたり、何をしていいのかわからないと感じたりすると「難しい」と思ってしまいます。
JimdoCafeやJimdoExpertとしての活動の中で得たいろいろな経験も踏まえて、そういった感じ方のギャップを、わたしたちがプロの立場から少しでも埋められればいいな、と考えながら書いたつもりです。
Jimdoが簡単だと、ホームページづくりは簡単になるの?
ホームページをつくるときに考えることは、プロであろうがそうでなかろうが同じです。
- どういう内容を
- 誰に伝えたくて
- 伝えた人にどうなってほしくて
- その結果自分がどうなりたいのか
ということを実現するために、どういうホームページをつくるのかを考えることが一番たいへんなのです。だから、道具がJimdoかどうかに関係なく「ホームページづくりは簡単ではない」と私は思っています。
逆に言うと、ここさえなんとかなれば、Jimdoでのホームページづくりは簡単です。土台さえしっかりできれば、操作が簡単な道具をつかったほうが作りやすいですよね。
なのでこの本では、
- ホームページをつくるならまずこれを考えないとね!
- ホームページを見てほしいならこれをしないとね!
ということを知ってほしくて、本の中で制作する架空のカフェのホームページを通じて、そういう視点でのヒントをたくさん入れ込んでいます。
ということで著者近影
本当はもっといろいろ書きたいのですが、あまり長々と書いてもアレなのでこのくらいにしておきます。
昨日のわたしたち@弊社です。
これからいろいろな人に本を手にとってもらえるようにがんばっていきます!売りたいというよりも、本に書かれている考え方にぜひ触れてほしいから。
きっと本気でホームページを作りたいと思っている人に響く内容になっているはずです。興味のある方、ぜひ手にとってみてくださいね。
この本が、みなさんのはじめてのホームページ制作のお役に立てることを願っています!
どうぞどうぞ、よろしくお願いします!
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