語感モード

気持ちが分かる

2008.12.09 投稿者:藤川麻夕子

先日のやまもといずみの記事に関連することかもしれないですが、今日打合せでお客さんと話をしていて、改めて思ったこと。

「ぼくも、勉強しないといけないんですよ。人に指示をするためにはね」

話していた方はディレクターみたいな立場の人ですが、忙しいのにいつも手を動かしていろんなことを学ぼうとしてるんです。なんで勉強するのかというと、

「自分でもやらなきゃ、作業する人がどれだけ大変か理解できないじゃないですか。大変なのにごめんね、ありがとうって言えないですよね」

気持ちの通ったコミュニケーションというのは、相手の気持ちを理解している(少なくても理解しようとしている)ことを、示すことから始まるのかもなあ、と思いました。

「大変なのに」という言葉を言うためだけの努力。
ディレクターとして、見習わなければならないと思いました。